2005年06月11日

時代の遍流

DSCF0006-1.jpgするどい目玉の男はやって来た。車椅子を押す禿げ上がった男とめがねをかけた中年を従えて。
わざわざこんな人気(ひとけ)のないところまできて。「こんどの村長選よろしくね!」
三つ巴の村長選がはじまった。長老組み、役場役員の初老組み、そして車椅子の男。
合併が絡んだ、山ばかりの村、炭焼きが唯一の現金収入。その昔は街道筋に旅籠があったり、ダムのないころは筏(いかだ)、屋形舟の行き交う、それこそ、活気のある山村であった。

つづく
posted by Kaimei at 19:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 短編小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月13日

変な気分

いままでにない ない感じ
早朝散歩の還暦すぎた男は 朝もやにどっぷり浸かったビル群を
イメージする。いつもの爽快なヴァイブレーションはどこ?

バサリ! バサ!サ!サ!サ!!カラス。

「ソウダ! イマカラデモ!」
「発信だ!!」
「おにいちゃんミタイニ。」「ブログだったっけ!」「歌ってたよ S!E!E! S!A!A!」
ラップ好きの店子(タナコ)のおにいは南国系である。

はやりのウェブ・ログを男はパソコンで検索した。 
あった「シーサーブログ」カテゴリーは?ジャンルは?
そこにはアフィリエイト仲間が待っていた。
posted by Kaimei at 00:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 短編小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月10日

あっちとこっちのテレパシーリンク

うたっている あっちで! 「そりゃそうでショーです」
「バキューンだなーです」 二人は登山靴の いつものどこかのプチ・チベットな東京坂を行く。

「そっちはー」 第三のそっちはプチ・チベットの山襞(やまひだ)をゆっくり歩いていた。「あれあれー」あち!こち!で曾祖母(ひいばあ)さんルーツ遺伝子か?

こっちは乾燥芋を両手に持って 行き交うおじいさんやおばあさんに 気前良く

あげる。どなたも返信する笑顔。


そっちの瞑想はベートーベンの歩きながらの思索にリンクしたようだ。そっちは譜面無用

のブログ音楽家  低コスト節約型 エコロジーコンセプトな音作りを生業(なりわい)とした。

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